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2019年 8月 5日 夏休みから過去問対策をしよう!
東進では、夏休みから本格的に大学の過去問に取り組むことを推奨しています。
それにはいくつか理由がありますが、
なによりも「入試問題の対策にはものすごく時間がかかる!」ということです。
過去問演習は、傾向を知るだけでなく、答案作成能力を高める練習です。
傾向を把握し、添削を受けてポイントを理解する。それを答案に落とし込む練習(=演習)を重ねることで、学力を伸ばすことができます。
では、一体どれ程の時間がかかるのでしょうか?
それを確認する為に、まずは必要な志望校対策に必要な演習量についてお話します。
志望校合格のためには、10年分の過去問を3周する必要があります。
1周目で出題傾向や時間感覚を掴み、
2周目で時間内に正確な答案を書けるようにし、
3周目では実際の試験時間よりも短い時間内で解ききるようにする、
という流れになります。
一度でも過去問を解いたことがある人は分かると思いますが、ここまでやり切るには、相当な時間がかかります。
東進の過去問演習講座を実施している場合、1年分の過去問を解き、解説授業や添削を受けて復習までするには、大体1週間程かかります(学校がある時)。
そう考えると、1周するだけでも約10週間かかることになります。
この夏休みから過去問に取り組む理由は、ここにあります。
早くから取り組むことで、2次・個別試験の対策を十分に行いましょう!
夏休みでは最低でも、1周目までを完了させましょう。
そうしたら、傾向を把握すると同時に、自分の苦手な分野も分かってくると思います。
9月以降はそこを補強しつつ、過去問も2周目に入り、より良い答案作成の練習を進めます。
1周目を終えたところで、「もっと演習をしたい」という方には、単元ジャンル別演習がおすすめです。単元ジャンル別演習については、こちらをご覧ください。
この単元ジャンル別演習には、受講の修了判定テストや模擬試験、過去問演習講座のデータが必要です。これらのデータを基にして、演習の優先順位を出しているためです。
限られた時間の中で、合格可能性を高めるためにも、この夏から本格的に、過去問演習講座に取り組みましょう!