2020年 合格体験記 東京大学理科Ⅰ類 | 東進ハイスクール在宅受講コース

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2020年 5月 17日 2020年 合格体験記 東京大学理科Ⅰ類

 

東京大学 理科 Ⅰ類

に合格した

渡邊 梢平さんをご紹介します!

 

渡邊さんの一日の生活リズム 

 

全体像を掴むことが大切

 高3の夏休み前から在宅受講コースに入学しました。まとまった時間が確保しやすく、集中して受講できると思ったからです。実際、毎日少しずつ受講していくよりも短期間で集中的に受講する方が、前の内容が頭に残った状態で進めていくことができ、私としては良かったと思います。

 短期間でまとめて受講する上で意識したことは、一度で全て完璧にしようとせずに、とりあえず全体像をつかんでから復習で内容の定着をはかることです。全体が見えた方が心理的にも安心しますし、部分の理解も進みます。特に物理や数学のように体系的に学ぶことが重要な教科では、全体像の把握は大切になってくると思います。

 

物理を根底から理解できる授業

 苑田先生の「ハイレベル物理」です。この講座では、一般的な教育課程を少し超えて、物理をする人間の基本的な考え方を、微分・積分など数学の道具を使って説明しています。教科書的な説明だけでは納得できず、物理を数学的に扱うことに関心があったので、楽しく受講することが出来ました。

 高校物理に微積は必要ないと言う方もいますが、一つの物事に定性的な議論だけでなく、定量的な議論もできるようになったことで理解が深まったので、決して必要ないとは思いません。実践でも役に立つことはあります。今年の東大の物理の第一問、第二問では微分・積分の考え方を用いて解きました。「教育課程を超えて物理をしっかり理解したい」と考えている方には特に受講して欲しい授業です。

 

大学を目指すにあたって

 私が東京大学を志望するようになったのは、高1の夏ごろでした。それ以前までは自分には東大なんて無理だろうとも思っていましたが、同級生の多くが東大志望だという受け身的な理由で、東京大学を目指し始めました。高3の夏には医学部の受験も考えましたが、苑田先生の授業で物理に興味を持ったので理科一類に出願しました。自分の興味が明確に定まったことで勉強のモチベーション維持がしやすくなったので、もっと早くから目的を持っておけばよかったと、今振り返ると感じます。東京大学は進路振り分け制度があるので軌道修正が他大学に比べて用意なのは事実ですが、曖昧な形でも良いので何か目的を持って勉強できると良いと思います。

 在宅受講コースで学んだことが試験本番で生き、合格することが出来ました。ありがとうございました。

 

 

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